Lot番号「8」に込めた想い

Lot番号「8」に込めた想い

Lot No.「8」

KAKEYAのジーンズは、すべてロット番号を「8」から始めています。

それは単なるデザインや語呂ではなく、

ジーンズというプロダクトに対する考え方そのものを表しています。

 


7つの工程で、ジーンズは完成する

一本のジーンズは、いくつもの工程を経て作られます。

綿の選定から始まり、糸へと紡がれ、インディゴで染められ、

生地として織り上げられ、裁断され、縫製され、仕上げられる。

KAKEYAでは、この流れを大きく7つの工程として捉えています。

1:綿

2:紡績(糸)

3:染色

4:織り

5:裁断

6:縫製

7:仕上げ

この7つを経て、ようやく一本のジーンズが形になります。

ここまでが、作り手の仕事です。

 


それでも、まだ完成ではない

新品のジーンズは、まだ均一で、まだ硬く、

どこか“未完成”の状態にも見えます。

穿き込むことで色が落ち、ヒゲやアタリが生まれ、

体の動きに合わせてシワが刻まれていく。

その変化の積み重ねによって、

一本のジーンズはようやく“その人のもの”になっていきます。

つまり、ジーンズというプロダクトは、

作った時点ではまだ完成していないとも言えるのです。

 


8番目の工程は、穿く人

そこでKAKEYAは、7つの工程の先に、もうひとつの工程を考えました。

それが「8」です。

8番目の工程は、作り手ではなく、穿く人が担うもの。

日常の中で履かれ、時間を重ね、変化していく過程そのものです。

どれだけ同じ生地、同じ型で作られたとしても、

穿く人が違えば、仕上がりはまったく異なります。

その人の歩き方、座り方、生活環境、時間の使い方。

すべてがジーンズに刻まれていく。

KAKEYAは、その変化こそが

ジーンズの本当の価値だと考えています。


だから、8から始める

この考え方を、コンセプトだけで終わらせるのではなく、

実際のプロダクト設計に落とし込んでいます。

それが、ロット番号を「8」から始めるというルール、

“ここから先で完成していくもの”であるという意思表示。

作り手の工程は7まで。

その先にある工程を、最初から番号として組み込んでいる。

つまりKAKEYAのジーンズは、

穿く人の存在を前提にして設計されているプロダクトなのです。

 


8という数字に込めた意味

 

8という数字には、いくつかの意味が重なっています。

ひとつは、日本で古くから縁起が良いとされる「末広がり」。

下に向かって広がる形は、これから先の成長や発展を表します。

そしてもうひとつは、横にすると「∞(無限)」になる形。

終わりではなく、続いていくものを象徴する数字です。

ジーンズも同じです。

完成して終わるのではなく、

穿き続けることで表情が変わり、価値が積み重なっていく。

KAKEYAは、その“終わらない変化”を、

「8」という数字に重ねています。

 


最後に

KAKEYAのロット番号が「8」から始まるのは、

この一本が、まだ途中にあるプロダクトだからです。

作り手の工程を経て生まれ、

そこから先は、穿く人によって完成していく。

そしてその変化は、終わることなく続いていく。

その考え方を、数字という形にしました。

ジーンズは、作って終わりではありません。

穿くことで完成し、さらに広がり、続いていくものです。

8番目は、穿く人の工程。

その続きを、ぜひ楽しんでください。

 

 

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